難度MAX!厚さ0.05mm×幅1mmの極薄・極細レーザー切断への挑戦

| 単価: | 5000円 |
|---|---|
| サイズ | 1X150 |
| 厚み | 0.05ミリ |
| 枚数・個数: | 10枚 |
| 所要時間: | 24時間 |
ポイント
私たちが日々向き合う加工の世界では、時として「図面を見た瞬間に息をのむ」ような超高難度のオーダーが飛び込んできます。
今回ご紹介するのは、まさに当社の技術の限界に挑んだ「極薄・極細」のレーザー切断加工の事例です。
課されたミッション:薄さ0.05mm、幅1mmの精密な切り出し
お客様からいただいたご注文のスペックは、以下のようなものでした。
- 板厚: 0.05 mm
- 幅: 1 mm
- 長さ: 150 mm
厚さ0.05mmといえば、一般的なコピー用紙(約0.09mm)の約半分。アルミホイルより少し厚い程度です。
その薄さでありながら、幅はわずか1mm、長さ150mmという「薄すぎる、細すぎる」仕様。
レーザー加工は非接触であるため、機械的な応力(刃物による押し切りなど)はかかりません。
しかし、これだけ薄く細い材料になると、レーザー照射時の「熱」によって一瞬で材料が歪んでしまうか、
アシストガスの圧力で吹き飛んでしまうという、非常にデリケートな難しさがあります。
最大の壁は「幅公差 ±0.05mm」の超高精度
さらにこの加工の難易度を跳ね上げていたのが、お客様のご要望である「幅公差 ±0.05mm」というシビアな精度でした。
> 当社の標準スペック
> 普段、私たちがお客様に「確実に保証できる数値」としてお答えしている標準公差は ±0.2mm です。
これでも十分に厳しい基準ですが、今回はその4分の1の精度を求められることになります。
「出せる」と「安定して出せる」の間の深い溝
正直なところ、レーザーの加工条件(出力、周波数、スピード)を極限まで追い込めば、単発で「0.05mmの公差内に入った製品」を作ることは不可能ではありません。
しかし、ものづくりにおいて最も重要なのは「安定してその精度を出し続けること」です。
1枚だけ奇跡的にうまくいっても意味がありません。量産の中で、いかに微小な熱変位やビームスポットの径を計算に入れ、
150mmの直線全体で歪みを発生させずに同品質のものを揃えるか。ここに、当社のノウハウのすべてが注ぎ込まれました。
レーザーの熱と風をねじ伏せる
熱歪みやアシストガスによるブレが許されない環境下で、私たちは以下のポイントを徹底的にチューニングしました。
1. 熱影響(HAZ)を極限まで抑えるパルス制御
レーザーを連続で照射すると熱がこもって材料が溶けてしまうため、微細なパルス周期を調整。材料に余計な熱を与えず、
シャープに「溶融・除去」する最適な加工条件を導き出しました。
2. 専用固定治具の活用
アシストガスの圧力を受けても、0.05mmの極薄材がバタついたり位置ズレを起こしたりしないよう、隙間のない確実なフラットネスを保つ治具セッティングを行いました。
結果:公差をクリアし、美しい仕上がりでお届け
試行錯誤を重ねた結果、熱による波打ちやエッジのダレを一切発生させることなく、幅公差±0.05mmをクリアした美しい切断品を安定して加工することに成功しました。
納品した製品を手にしたお客様からも、「この薄さと細さで、ここまで綺麗に直線が出て、公差もバチッと収まっているとは」と驚きと感謝の声をいただくことができました。
他社で「この薄さはレーザーの熱で歪む」「細すぎて対応できない」と断られた案件でも、まずは一度私たちにご相談ください。
蓄積されたデータと、限界に挑む技術力で、お客様のこだわりをカタチにいたします。
【本件に関するお問い合わせ】
「ホームページの加工事例を見た」とお伝えいただくとスムーズです。
皆様からの熱い挑戦状(お問い合わせ)をお待ちしております!
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