ゲームメーカー様からの特急試作:人が触れるレーザー切断品のエッジ処理とコストの考え方

| 単価: | 50000円 |
|---|---|
| サイズ | 300X500 |
| 厚み | 3.0 |
| 枚数・個数: | 1枚 |
| 所要時間: | 6時間 |
ポイント
ゲームメーカーの開発ご担当者様より、「試作品として使用するため、注文当日に発送してほしい」という特急案件のご相談をいただきました。
展示会やユーザーテストなど、一般の方が実際に手で触れる用途とのことで、
「レーザー切断特有のエッジ(角の立ち・バリ・引っかかり感)を何とかしたい」というご要望を合わせていただきました。
レーザー切断面のエッジ処理における課題
精密レーザー加工は高い寸法精度と滑らかな切断面を得意としていますが、切断直後のエッジはどうしても直角に立ち上がっており、
素手で触るとわずかに鋭利さ(引っかかり)を感じることがあります。
「触れた際の安全性を確保したい」「手触りを良くしたい」という場合、何らかの角落とし処理が必要になりますが、
「どのレベルまで仕上げにこだわるか」によって納期と費用が劇的に変わります。
面取り方法ごとのコスト・納期比較
金属加工における角落としにはいくつかの手法がありますが、試作段階や特急対応においては向き不向きがあります。
| 仕上げ方法 | 特徴・コスト感 | おすすめ度・留意点 |
|---|---|---|
| フライス切削(R面取りなど) | 美しい円弧面(R形状)に仕上がる一方、再段取りやプログラミング、加工時間が大幅に発生。レーザー切断代そのものより切削費用のほうが高額になるケースが大半。 | × 試作・即日出荷には不向き(納期・コストともに膨らむため非推奨) |
| グラインダーによる糸面取り | 職人が手作業でエッジの角(ピン角)をわずかに落とす手法。手触りの引っかかりを十分に抑えられ、短納期対応が可能。 | ◯ 当社施工として最も現実的かつ低コスト |
| お客様側での手作業(ペーパー掛け) | 納品後、耐水ペーパー(サンドペーパー)や精密ヤスリを使い、手作業で軽くエッジをなでて角を落とす。 | ◎ 試作段階では最も推奨(追加費用ゼロ・即日発送可能) |
今回のご提案と対応
今回のご依頼は「当日の即日発送」というタイムリミットがありました。
フライス盤による精密なR面取りを行うと、当日の出荷が物理的に間に合わなくなるだけでなく、試作費用の総額が跳ね上がってしまいます。
そこで、以下の2点をご提案・ご案内いたしました。
1. 基本方針: 最もコストを抑えて最短で発送するため、当社からは「バリ取り」まで完了させた状態で即日発送し、最終的なエッジの丸み付けはお客様側で紙ヤスリ等を用いて手作業で調整していただく。
2. 社内仕上げの場合: 社内加工をご希望の場合は、納期を最優先してハンドグラインダーによる軽度の「糸面取り」に留める。
今回はスピードと試作段階でのコストバランスを優先いただき、最短での出荷対応にて無事納品となりました。
まとめ:試作時のエッジ処理は「必要十分」な選択を
展示用・触感確認用の試作品であっても、図面上の指示(指示なき角はC0.5やR0.5など)をそのまま機械加工で再現しようとすると、加工賃が数倍〜十数倍に膨らむことがあります。
- 試作・検証フェーズ: グラインダー糸面取り、またはお客様によるヤスリ掛け
- 量産・最終製品フェーズ: バレル研磨、ブラスト処理、または専用面取り加工の検討
用途や納期、ご予算に応じた最適な加工プロセスをご提案いたします。短納期の特急案件やエッジの仕上げでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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枚数・個数: 1枚 所要時間: 6時間 ステンレスレーザーカット -

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