企業の生産活動において、時として予期せぬトラブルが発生します。
特に「発注漏れ」による納期遅延は、顧客からの信頼を失い、時には賠償問題にまで発展しかねない、非常に深刻な問題です。

今回ご紹介するのは、まさにそのような絶体絶命の状況から、奇跡の短納期対応で無事に製品を納めることができた事例です。

お客様が抱えていた課題：発注漏れが発覚、納期は翌日

「完全にこちらの発注漏れでした。しかし、お客様への納品は、どうしても翌日にしなければならない。もし間に合わなければ、賠償問題になるかもしれない…」

お電話口のお客様の声は、明らかに追いつめられているご様子でした。
事情を伺うと、社内の連携ミスにより、本来であれば数日前に発注されているはずの部品が、納期の前日になるまで手配されていなかったことが判明したとのこと。

通常の納期であれば、到底間に合うはずのないスケジュール。
複数の加工会社に問い合わせたものの、どこも「対応不可能」と断られてしまい、藁にもすがる思いで弊社にご連絡いただいた、ということでした。

解決策：社内の総力を結集し、前例のない「超特急対応」へ

お客様の焦燥感と事態の深刻さを即座に理解した弊社は、すぐさまプログラム作成者　レーザー加工機オペレーターを招集。
現状受注している工程を「どう動かせば、納期に間に合うか」という一点のみに集中しました。

さらに、配送時間を1分でも短縮するため、通常のルート配送ではなく、
お客様の受け取り拠点に最も近い宅急便の営業所へ直接持ち込む「営業所止め」での出荷をご提案しました。

結果：翌日出荷を完遂し、最大の危機を回避

お客様との緊密な連携と、弊社の総力を挙げた対応の結果、ご注文の品を翌日に出荷するという、ほぼ不可能と思われたミッションを完遂することができました。

製品は無事、お客様が指定された宅急便の営業所に届けられ、引き取りに来られた担当者様から、安堵と感謝のお言葉を頂戴いたしました。


まとめ

私たちは、単に部品を加工するだけではなく、お客様が抱える課題に真摯に向き合い、解決策を共に導き出すパートナーでありたいと考えています。

「もうダメだ」と諦めてしまうような状況でも、私たちに一度ご相談ください。
お客様のビジネスを止めないために、持てる技術と知識、そして情熱のすべてを注ぎ込み、全力でサポートすることをお約束します。